回っております。

セタヤン：…ミラーボールですね。
ミルクマン：ミラーボールです。
セタヤン：…なんで？
ミルクマン：なにが？
セタヤン：ウチ、牛乳屋なんですが。
ミルクマン：ええ、牛乳屋です。
セタヤン：…。…どこですかここは？
ミルクマン：とあるパーティー会場です。
セタヤン：行かはったんですか。
ミルクマン：行きました。
セタヤン：いつのまに。
ミルクマン：そして憤慨しました。
セタヤン：なんで？
ミルクマン：なぜなら牛乳を使ったカクテルが無かったからです！
セタヤン：そんなん店の勝手ですやん…。
ミルクマン：勝手です、がしかし！　当店のお客様には、ウイスキーのプレミアミルク割りを好んで召しあがってくださっている方もおられます！
セタヤン：はい。
ミルクマン：なのになぜ！　己はそれを売り込めなかったのかと悔やまれ…、
セタヤン：つまり不甲斐ない自分に憤慨している、ということですね。
ミルクマン：不甲斐ない自分に憤慨、…それは早口言葉かなにか？
セタヤン：プレミアミルクは濃いわりにはクセが無いので、割りもんに合いますね。
ミルクマン：濃いわりに割りもん、…それはダジャレかなにか？
セタヤン：ダジャレではありません。
ミルクマン：しり、　セタヤン：しりとりでもありません。
ミルクマン：…。キョロちゃんの絵でおなじみの森永お楽しみ袋、絶賛発売中です！
セタヤン：目についたチラシを読み上げないでください。しかもそれ、会員様限定販売の商品ですよ。
ミルクマン：キョロちゃんといえばチョコボール！
セタヤン：チョコボールですね。
ミルクマン：つながった…。
セタヤン：なにが？