2010年8月4日水曜日

本物って…。


セタヤン:ところで、このあいだ言い合いした牛乳の腐敗について、獣医の岡井健先生に質問したらご丁寧な返信をいただきました。
ミルクマン:言い合い?
セタヤン:したじゃないですか、憶えてないんですか?
ミルクマン:いつ私が君なんかと言い合いをした?
セタヤン:岡井先生によると、搾乳したままの牛乳は、乳酸発酵してph値が下がるので変な菌が増殖しないんだそうです。
ミルクマン:聞き捨てならんな。
セタヤン:…。先生は酪農家さんお手製のヨーグルトを召しあがっているそうですが、菌が生きているので、ぶっちゃけ日によって美味かったり不味かったりするそうです。
ミルクマン:自家製? …うらやましいぞ。しかし不味いのはマズいぞ。
セタヤン:ところが最初は不味くても、途中から美味くなることもあるそうです。
ミルクマン:なんだって?
セタヤン:つまり、市販の製品はそういったムラがあると売れないので、あらかじめ殺菌加工されているのですね。
ミルクマン:…。
セタヤン:そうそう、牛さんは酸っぱいものが好きです。酪農家さんは、母牛の乳をしばらく置いて発酵させてから子牛に飲ませることも、あるそうです。
ミルクマン:…。お前、なんか今日おかしくないか?
セタヤン:ちなみに写真は東毛酪農さんのノボリです。『本物牛乳』の文字が、きいてますね~。
ミルクマン:完璧な標準語…。お前、本当にセタヤンか?
セタヤン:つまりはクリームラインのできる牛乳、ということを強調したいわけですね。
ミルクマン:お前は本物なのか?
セタヤン:…はぁ?
ミルクマン:お前は本物のセタヤンなのか!?
セタヤン:どういう言いがかりですか?
ミルクマン:どうなんだっ!
セタヤン:ワタクシはひとりです!
ミルクマン:証拠を見せろ!
セタヤン:証拠も何も、上司のくせにわからないんですか!
ミルクマン:だって標準語だし!
セタヤン:話にならんわ!
ミルクマン:あ。関西弁。
セタヤン:…。
ミルクマン:本物だ。
セタヤン:…ほんと面倒く酢ぁ㋑。
ミルクマン:…え、何?
セタヤン:…。本物は素晴らしいですね♪
ミルクマン:そうだな♪
セタヤン:…。

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